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拠点ネットワークの高速化と冗長化を低価格 / 短期間で実現!


導入事例 澁澤倉庫株式会社様


「チャレンジ、クリエイト、コオペレイト すべてはお客様のために」を経営モットーに、お客様第一、現場第一、安全第一を貫徹し、お客様や社会から確かな信頼を得られる企業であり続けることを目指す澁澤倉庫様は、お客様対応をよりスピーディーに行えるよう、拠点ネットワークの高速化と冗長化に取組みました。
これにより、お客様対応が迅速に行なえるようになったのはもちろん、障害や災害にも強いネットワークを実現しました。

[ 2007年6月4日掲載 ]


導入事例概要
業種: 総合物流業(倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際輸送業、不動産業、他)
製品: FENICS ビジネスVPNサービスSi-Rシリーズ(ルータ)
規模: 拠点 約50ケ所
構築期間: 約1年(各拠点ごとに順次導入)
課題と効果
1 回線速度を速くしたいがコストは安く抑えたい FENICSの各種回線サービスの中から、お客様のデータ量と必要とするレスポンス、価格面などをトータルで比較。安価で高速なブロードバンド回線を利用するFENICSビジネスVPNサービスで解決!
2 障害時・災害時も視野に入れネットワークを冗長化させたい FENICSは複数のキャリア、各種回線をサポート。また、動的ルーティング機能で障害・災害にも強い冗長化ネットワークを実現!

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導入の背景

拠点ネットワークの高速化と冗長化を検討

桐 忠
澁澤倉庫株式会社
管理本部
情報システム部
部長代理

澁澤倉庫様では、在庫管理や受注システムなどの各種基幹システムを本社に統合したり、メールやインターネットへのアクセス数が年々増加するのに伴い、ネットワーク負荷が大きくなり、各拠点からネットワークの高速化を要望する声が多く寄せられていました。
また、発生頻度は少ないものの、回線障害が発生すると、本社システムへアクセスできなくなってしまうため、業務に支障をきたす懸念もありました。
そのような背景の中、「拠点ネットワークの高速化と冗長化(二重化)」の検討を開始。低コスト・短期間で、ネットワークの高速化を図るのと同時に、回線障害や災害にも強いネットワークの構築を目指し、情報システム部が中心となってネットワークの再構築に乗り出しました。
「メールやインターネットなどいわゆる情報系と言われる業務も非常に重要となっており、特にメールはお客様との重要なコミュニケーションツールと考えています。お客様対応をよりスピーディーに行なうためにも、また業務の効率化や物流サービスの向上のためにも、ネットワークの高速化、および災害時の回線障害などのBCP対策は、非常に重要な課題となっていました。」(桐 氏)
そこで、既存の業務系ネットワークとは別に、ネットワーク負荷の大きな要因となっていたメールやインターネットなどの情報系データ通すための新たなネットワークを検討。検討にあたっては、運用コストを軽減する観点からも、高帯域で安価なBフレッツやフレッツADSLなど、ブロードバンド回線の利用を中心にネットワーク選定・検証を行いました。
その結果選ばれたのが、複数のキャリア、各種回線をサポートし、それらを最適にコーディネートすることで、従来の専用線ネットワークと比較し、高速で安価なネットワークを構築・提供するオフィス・イノベーションモデル「オフィスtoオフィスモデル(FENICS ビジネスVPNサービス)」でした。

(注)BCP:Business Continuity Plan(業務継続計画)

システムの概要

オフィスtoオフィスモデル(FENICS ビジネスVPNサービス)は、中小規模ネットワーク向けのセキュアなVPNサービスです。アクセスラインにNTT東日本・NTT西日本のフレッツ・ADSL、Bフレッツ等のブロードバンド回線を利用して、FENICS IPネットワークへ接続します。また、ネットワーク監視、障害対応なども、低価格・短期間で一括提供。
お客様のネットワーク環境を強力にサポートするネットワークサービスです。

澁澤倉庫様でも、アクセス回線にADSL、Bフレッツを利用したFENICSビジネスVPNサービスを利用することで安価で高速なネットワークを構築しました。しかも、業務系のIP-VPNと情報系のFENICSビジネスVPNサービスの2系統を動的にルーティングすることで、ネットワークの冗長化を実現しました。

導入前と導入後のネットワークイメージ

ネットワーク冗長化のイメージ

導入の効果

お客様満足度の向上へ

桐 忠
澁澤倉庫株式会社
管理本部
情報システム部
部長代理

「弊社は、総合物流業者として物流サービスを中心に、トランクルームサービスや引越サービスなどの各種サービスを手がけており、お客様への迅速な対応が求められます。
そこで、従来のIP-VPNに加え、FENICSビジネスVPNを採用し、ネットワークを2系統にすることにしました。IP-VPNには業務系データを、FENICSビジネスVPNには情報系データを通すことにより、データの分散化が図れ、予想通り、業務系・情報系双方 のレスポンスを向上することができました。
その結果、お客様とのコミュニケーションツールとして非常に重要なメールが速くなったことで、よりスピーディーにお客様対応ができるようになったのではないでしょうか。情報システム部としても、わずかずつでもお客様にご満足度いただける環境作りをしていきたいと考えています。
それから、BCP対策の一環としてネットワークを冗長化できたことで、回線の障害時はもちろん、災害時でも本社サーバにアクセスし業務を継続できる可能性が高くなりました。万が一の時でもお客様の期待に応えられる環境が充足されたと考えています。」

将来の展望

全社への展開

「フレッツ回線の品質がもう少し向上したならばの前提ですが、情報系に加え業務系もFENICSビジネスVPNサービスで利用することも視野に入れています。フレッツ回線をうまく利用することで、より高速で低コストなネットワークにしていきたいと考えています」(桐 氏)

営業担当者近影【営業からの一言】

ミツイワ株式会社 営業本部 第四営業部 第一課
板倉 正典

ネットワークは日々進歩すると言われており、新しい回線サービス、値下げ発表が頻繁にされています。速度は当然ですが、価格面、セキュリティ面などにおいても、お客様のネットワークが最適であり続けられるよう、今後もさまざまなご提案を通して、お客様のお役に立ちたいと思っております。

【澁澤倉庫株式会社様様 会社概要】

代表取締役社長 犬塚 静衞
創業 明治30年3月(1897年)
設立 明治42年7月(1909年)
本社所在地 東京都中央区日本橋茅場町一丁目13番16号
資本金 7,847百万円
社員数 490名
事業内容 倉庫業、陸上運送業、海上運送業、港湾運送業、陸上・海上・航空運送の取扱業、陸海空複合貨物運送業及びその取扱業、通関業、医薬品・医薬部外品・化粧品及び医療機器の包装・表示及び保管業、不動産の売買・仲介・管理及び賃貸業、情報システムの企画・開発・販売及び運営管理業ほか
ホームページ http://www.shibusawa.co.jp/index.html

【お問い合わせ】

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