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アウトソーシング&ネットワークサービス
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FENICS Case Study ワタミフードサービス株式会社 様
競争が激化する外食産業を勝ち抜くためにコスト削減の切り札「FENICS IP電話サービス」を導入
企業にとって大きな悩みとなっているのが、年々増加する一方の通信コスト。これからのビジネスにとって、社内のコミュニケーションを密にするためのインフラやシステムの構築は必要不可欠であると同時に、通信コストを抑制するための方策も求められています。そんな状況にある企業の間で、注目を集めているのがIP電話。通信コスト削減の切り札として、大きな期待が寄せられています。居食屋「和民」を中心に外食事業を全国展開している「ワタミフードサービス株式会社様」でも、ネットワークインフラの強化に合わせ、2003年11月、富士通の「FENICS IP電話サービス」を導入。特に、近年激しい競争を強いられている外食産業にとって、コスト削減は最重要課題。その難しい課題に対する、じつに有効な解答を見つけたといえるでしょう。ワタミフードサービス様が導入された新ネットワークインフラは、コスト削減効果はもちろんのこと、次世代を見据えた店舗支援システムの基盤としての役割も期待されています。
 
目次
1. 導入の背景
導入のねらいは、通信コストの抑制と、本部と店舗のコミュニケーションインフラの整備
順調に店舗数が増加、遠隔地の店舗も増えたことで、データや電話料金などの通信コストが増大。通信コストの削減とコミュニケーションの強化のために、IP電話サービス導入を含めたネットワークインフラの刷新が求められていた。
2. 導入の経緯
導入から運用まで一括サポートできる。それが、採用の最大の理由
ワタミフードサービス様は、ベンダーの選定にあたって、品質、セキュリティ、サポートという3つの判断基準をもとに、4社を競合させた。富士通が提供する高品質、高セキュリティのシステムはもちろん、導入から運用まで一括してサポートする、お客様のパートナーとしての総合力を高く評価された。
3. 導入の効果
高速、高信頼性、そして低コスト。全店舗内線化により、月額通信費は6割減に
全店舗を内線化して音声とデータを1回線に統合し、通信費の定額化を実現。通信コストがこれまでの約40%まで削減され、同時にデータ集配作業も3時間半から12分まで短縮。また、既存の電話機等が活用でき、導入コストも抑えられた。
4. 今後の展開
FENICSによるネットワークインフラ整備を完了し、次期店舗支援システムの実現へ
IP電話サービス導入で整備されたインフラを活用し、すでにメタサーバ、グループウェアを使った店舗支援システムのテスト運用を開始している。今後は、次世代のビジネス戦略を見据えた、コミュニケーションシステムの拡充を目指す。
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導入の背景
導入のねらいは、通信コストの抑制と本部と店舗のコミュニケーションインフラの整備
居食屋「和民」などを全国的に展開しているワタミフードサービス様は、「ファミリーレストラン」と「居酒屋」の中間に位置する「居食屋」という新しいマーケットを開拓、好調に店舗数を伸ばし、現在380を越す店舗を運営されています。2008年の目標店舗数を1,000店に設定されるなど、外食産業の厳しい市場環境の中、成長を続ける総合フードサービスグループです。
「今回のIP電話サービス導入を含めたネットワークインフラ刷新の一つの狙いは、データや電話料金などの通信コストを削減することでした。店舗数が増加し、遠隔地の店舗も増えるにつれて、通信コストの負担が見過ごせないほど大きくなっていたためです」(システム部 部長 岡本勇一氏/以下同)
しかしながらワタミフードサービス様がネットワークインフラ刷新を決めたのは、単なる通信費削減のためだけではなく、店舗本部間での高速な常時接続環境を構築し、コミュニケーションの強化を実現することが、導入のより強い動機となりました。
「たとえば、各店舗から本部宛に送られてくる宴会予約やアルバイト採用、メンテナンス受付などは、従来Faxで行われており、その数は1日あたり3,000件を超えます。各店舗からは他にも膨大な本数の電話が本部に集中しており、従来のインフラではシステム化することができず、限界を迎えていました」
コスト削減効果に加え、今後のコミュニケーション強化を実現するシステム導入にも十分に耐えられる品質の高いネットワークインフラを導入したい。ワタミフードサービス様が目指す次期ネットワークは非常にハイレベルなものでした。
インタビュー
ワタミフードサービス
株式会社
システム部 部長
岡本 勇一 氏

導入の経緯
導入から運用まで一括サポートできるそれが、採用の最大の理由

ワタミフードサービス様は、すでに富士通と基幹システムのアウトソーシング契約を結んでいましたが、次期ネットワーク及びIP電話サービス導入にあたっては、より慎重にベンダーを選びたいという意向から4社を競合させることにしました。その結果、品質、セキュリティ、サポートという3つの判断基準をもとに富士通の「FENICS ビジネスIPネットワークサービス(以下ビジネスIP)」と「FENICS IP電話サービス」が選ばれました。
他のベンダーが低コストなインターネットVPNを推す中、富士通は、セキュリティを重要視してIP-VPN(ビジネスIP)を提案し、高い評価をいただいています。また、店舗など小規模な事業所では、データと音声を安全に1つのネットワークに統合できる点、既存のPBX(局内交換機)や電話機が活用できる点などもワタミフードサービス様のニーズに合致したようです。しかし、それ以上に評価を得たのは、パートナーとして求められる総合力でした。
「質の高いサービス内容、ネットワークの信頼性など、個々のスペックの魅力にも惹かれました。ですが、採用に至った最大の理由は、導入から運用まで一括サポートしてくれる点ですね」


 
富士通に窓口を一本化。運用負荷の軽減とレスポンスの向上を実現
ネットワークインフラ導入プロジェクトが稼動したのは、2003年7月。導入作業を進めるにあたっては、始めにプロジェクト体制を整えました。その内訳は、ワタミフードサービス様を代表する2名、富士通と各ベンダーから数名。全店への導入は、4ヵ月後の11月には完了しました。その間、ワタミフードサービス様が関わったのは、週に1度、1時間程度のミーティングのみ。
「弊社の関わったスタッフが少人数で済んだのは、各ベンダーへの窓口を富士通に一本化できたからでしょう。何か障害が発生しても問い合わせは1ヵ所ですから、弊社のメリットは大きいといえます。非常に短期間で導入できただけでなく、運用負荷が小さくて済み、レスポンスも早くなりました」
IP電話サービスの導入は、3段階で行われました。まず、4店舗によるテスト導入を実施し、2週間かけて不具合があるかどうかを検証。次に、エリアごとに選ばれた先行店へ導入し、ユーザーの対応や反応を調査しました。こうして徐々に店舗へ浸透させ、万全を期して全店へ展開。店舗へスムーズに浸透させるため、エリアマネージャーや店長にマニュアルなどを配ったり、経費削減効果についての説明を行ったりと対策を施しています。

導入の効果
高速、高信頼性、そして低コスト。全店舗内線化により、月額通信費は6割減に
  既存のネットワークインフラでは、基幹システムは富士通の館林システムセンタ(以下館林センタ)にアウトソーシングされており、本部〜館林センタ間は128Kbpsの専用線、各店舗から館林センタへはISDNで接続していました。
  FENICS IP電話サービス導入前の図
  導入された新しいインフラでは、本部や館林センタへは専用線にて、各店舗はフレッツADSLを利用したVPNにてIP-VPN網に接続。全店舗を内線化して音声とデータを1回線に統合、通信費の定額化を実現しています。既存のISDNは、ADSL不通時のためのバックアップ回線として活かされ、ネットワークの二重化にも一役買っています。

  FENICS IP電話サービス導入後の図
では、新ネットワークインフラ導入によって、どのような効果が得られたのでしょうか。
「まず、スピードの変化ですね。本部でのデータ集配信作業を例にとると、今まで3時間半かかっていたものが、わずか12分まで短縮されています。コストも、1店舗あたりで月額15,000円かかっていた通信費が6,000円まで削減、しかも定額化されています。これは、まさに内線化や常時接続化を全店舗に展開した効果でしょう」
「FENICS IP電話サービス」導入にあたっては、既存PBXや電話機がそのまま活かされており、主要機器のリプレースが不要で、導入費用低減に一役買ったことも見逃せません。

今後の展開
FENICSによるネットワークインフラ整備を完了し、次期店舗支援システムの実現へ
ワタミフードサービス様では現在、Fax、入金機セキュリティシステム、クレジットカード用の端末を既存のISDNから新しいネットワークインフラであるADSLへ順次移行させています。
「ISDN網をネットワークから切り離し、よりシンプルなネットワークを構築するのが狙いです。大幅なコスト削減はすでに達成できているのですが、ネットワークのシンプル化により、コスト効果をさらに高めたいと考えています」
また、ワタミフードサービス様がIP電話を導入した理由が、1つだけではないことは先述した通り。コスト削減だけでは、投資効果を最大化することにはなりません。その思いから、次世代のビジネス戦略を見据えた、企業内のコミュニケーションインフラの整備に着手しています。
「いかに付加価値の高いシステムを実現できるか。このことが、新ネットワークインフラ導入の理由のうち、60%を占めると思います。具体的には、メタサーバ、グループウェアを使った、店舗支援システムの構想を進めており、すでに2004年1月にテスト運用を開始しています。今後も富士通には、システム全体を見据えた提案を期待しています」と今後拡充されるコミュニケーションシステムと富士通への期待を熱く語っていただきました。シビアな外食産業で勝ち残るためのパートナーとして、富士通は長年培ってきたネットワークサービスの最新技術と信頼で、お客様のビジネスをこれからもサポートしてまいります。

DATA

会社名: ワタミフードサービス株式会社
設立: 昭和61年5月(創業昭和59年4月)
代表取締役社長: 渡邉 美樹
資本金: 43億円(平成15年9月30日現在)
従業員数: 1,301名(グループ計/平成15年9月30日現在)
本社: 〒144-0043 東京都大田区羽田1-1-3
ホームページ: 新しいウインドウが開きますhttp://www.watami.co.jp/

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