今日はトオルさんが、お寿司をごちそうしてくれるって、本当?
何か相談したいらしいよ。いつも会うときは焼き鳥屋で割り勘なのに、寿司を奢るく らいだから、よほど困ってるんだね(笑)
はい困ってます(笑)僕の会社は総務がICT運用をやってきたでしょ。
(→キクトク第4回参照)
ところが来期から情報システム部を作って、僕はそこに企画担当で異動することが決まりそうなんです。
それは、おめでとう!前からの念願が叶いそうじゃないか。
おめでとうございます。やりたい仕事ができるのに、どうして困ってるのですか?
それが悩ましいことがあって…。寿司でも食べながら、相談しようかと。
食べるのが怖いなあ(笑)
原因はトク夫さんにもあるんですよ。
トク夫さんが社から去った後に、ICT関係業務の多くは僕の担当になったのですが、アプリケーションの運用・保守もほぼ一手にこれまで引き受けてきました。
あれからずっと運用・保守を一手に…。なるほど、悩みの察しがついてきたぞ。
私も!悩んでいるのは、〈アプリケーション保守の属人化〉かしら?
その通り!
いつの間にかアプリケーションの運用・保守から僕が離れることができなくなってしまいました。
せっかくの異動なのに、どうすればいいのか…はあ(ため息)
ため息とは君らしくないな。でも、どうやら解決のアドバイスができそうだよ。
トオルさんぐらいの人材が、アプリの運用・保守に縛られてしまうのは会社にとって大きなマイナスだと思うわ。元気を出してください!
私たちの会社もアプリケーションの保守では課題が多かったんですよ。
企業で稼働するアプリケーションは今や膨大で、様々な種類が混在している。
おまけに運用・保守に携わる人材を十分に確保できる企業環境ではないからね。
不満や課題を感じている企業は多いと思うよ。
おっしゃる通り!そんな状況だからトラブルが増えますし、解決に時間がかかってしまいます。
以前、僕たちの会社は、アプリケーション保守を含めてシステム運用をアウトソーシングしていたんだけど、管理プロセスや作業内容がブラックボックス化してしまい、費用も不透明で割高に感じるようになっていたんだ。
この寿司屋では、今食べたマグロのお寿司の値段は分からないでしょ?
会計するときにも、お店に請求された金額の内訳を聞きませんよね。
お寿司屋ならそれでもいいけど、企業はそうはいかないもの。
保守作業の内容がはっきりしないまま、請求通りに費用を払うことには不満を感じるかもしれませんね。
そうなんだよ。どうしても割高感が出てしまう。
だから、アジの寿司一貫食べたら、「刺身がいくら」「握る技術料がいくら」とわかるようにしたんだ。
なるほど。運用・保守の作業内容と金額の明細をわかるようにしたんですか。
でも、どうやって?
富士通の『アプリケーション保守移行サービス』で、アプリケーションの運用・保守に関する状況を徹底的に「見える化」したんです。
そして今は、富士通の『アプリケーション保守サービス』で、最適なアプリケーションの運用・保守を実施しているよ。
そんなことができるんですか!だったら、僕の属人化も解決できそうだ。
属人化しているアプリケーションの保守内容をすべて「見える化」して標準化しますからね。
お寿司で言うと…。
キク子さん、お寿司で例えるのはちょっと待って。
さっきから大将がこっちを睨んでる気がする(笑)。
【「アプリケーション保守移行サービス」「アプリケーション保守サービス」の位置付け】
長期稼動する中で、いつの間にか肥大化・複雑化が進んでしまう企業アプリケーション。
その運用・保守には、情報投資額全体の60~75%が費やされていると言われます。
このアプリケーション資産を一括してお預かりすることで、企画から運用までアプリケーションのライフサイクル全般にわたって継続的に品質の改善と最適支援を実現するのが、富士通のアプリケーション&ポートフォリオマネジメントサービス(A&PMサービス)です。