富士通の『アプリケーション保守移行サービス』とは、どんなサービスなんですか?
サービスは大きく2つのプロセスで行われるんだ。
具体的には、現状を調査、分析して課題を明確化する「デューデリジェンス工程」。
続いて、現状と課題に対して最適な保守環境を作る「トランジション工程」。
デューデリジェンス工程ではいろんな調査をしましたよね。
そうだね。アプリケーション資産の調査だけでなく、ドキュメントやインシデントの調査、それに加え現場でのヒアリングも実施していたよね。
そこまで調査すれば実態が見えてきますね。
「デューデリジェンス工程」の結果はどのようなアウトプットになるのでしょう?
現状についての調査・分析結果と課題、そして課題解決に向けた提案を添えたレポートとして報告されてくるよ。
運用・保守の「属人化」も「ブラックボックス化」も、どちらも現状が分からないことに問題があるのだから、デューデリジェンスで「見える化」することが解決の第一歩になるわけね。
確かに!そうなれば、僕でなくても保守を行いやすくなりますから。
そうだね。「デューデリジェンス工程」は現状と課題、課題に向けた対応について、ユーザーである我々と富士通が共通認識を持つ重要なステップでもあるよ。
現状の調査分析と課題への方針が決まったら、最適な運用・保守するための環境作りを始める。それが「トランジション工程」だね。
大変な作業だけど「デューデリジェンス工程」で会社と富士通がお互い納得して、最適な期間で行えたと思うよ。
私たちの会社の場合、ざっと200を超えるシステムがあるわけだけど、システムごとにトランジションの実施計画が作り上げられましたからね。
移行計画に基づいて、アプリケーション資産とドキュメントを補完したうえで、保守要員状況に合わせて保守のルールとフローを整備していく。
言うのは簡単だけど、僕も舌を巻いたよ。
富士通のノウハウで標準化してるからこそですね。
そこまで保守環境を整備して引き継げるなら、僕が悩んでる属人化の課題解決も期待できますね。
僕たちの場合はブラックボックス化した保守が課題だったけど、アプリケーションの保守を「見える化」して最適な保守プロセスへ移行するからね。
トオルさんは、気兼ねなく企画の仕事に異動できるよ。
早速サービスを調べてみます。うまく行ったら、もっといい店でごちそうしますよ!
ごちそうを期待して吉報を待ってますからね(笑)
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