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業務効率を低下させる迷惑メールを、9割以上の確率で遮断


導入事例 宮地電機株式会社様


迷惑メール対策として、複数のASPサービスをトライアルテストによって比較検討。社内検証にて99.5%除去という卓越したデータをもとに、富士通の迷惑メールガードサービスを導入。

[ 2007年9月26日掲載 ]


導入事例概要
業種: 電気設備機器事業、照明設計販売事業、他
ソリューション: 迷惑メールガードサービス
製品: FENICSメールサービス

宮地電機株式会社様(以下、宮地電機様)は、電気設備機器事業において高知県はもとより四国エリアでNo.1のシェアを誇り、さらには照明設備の設計・販売など幅広いビジネスを展開しています。
そんな積極的な事業に欠かせないインフラであるメールシステムに異変が現れ始めたのは2005年春のこと。迷惑メールの急増によって日々の業務の効率が低下する事態となったのです。この迷惑メール対策という課題を解決するために多くのサービスを検討し、最終的に決定したのが富士通の迷惑メールガードサービス。導入を決定づけたのは、10日間に及ぶトライアルテストの結果でした。迷惑メール検知率99.5%という社内検証のデータによって、その卓越した性能が実証されたのです。

課題と効果
1 業務にまで影響を及ぼし始めた迷惑メール問題を解決する 複数のASPサービスをトライアルテストによって比較検討し、99.5%というデータをもとに迷惑メールガードを導入。迷惑メールをほぼ完全に遮断することができた。
2 管理・運用など業務負荷を抑えた上で、最新の環境を実現する 新たな設備の導入が一切不要なASP型のサービスを選択。コスト削減に加えて、管理・運用業務の効率化が可能となった。

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導入の背景

日々の業務に深刻な影響を及ぼす迷惑メールの急増

宮地電機株式会社様は、四国全域に13拠点を有し、電気機械器具や電気工事材料、照明設備の設計・販売、住宅建材の販売を中心とした事業を展開。電気設備機器分野においては、高知県はもとより四国エリアでNo.1のシェアを誇っています。また、インテリアショップをはじめ、をはじめ、ウエディング、レストラン、カフェ、ジュエリー販売など事業にも力を注いでおります。100%出資子会社であるラ・ヴィータ株式会社では、自然素材で作ったオリジナル照明器具「ECOGLASS」、LED(発光ダイオード)を使った照明器具「Multi Cube」(マルチ・キューブ)を開発・製造するなど、そのビジネスは電気設備を中心に360度の広がりを見せています。

宮地電機様では、このような積極的な事業展開に先駆けて、ITシステムの強化に取り組んできました。現在、業務系・情報系システムに関わるすべてのサーバを本社で一元管理し、主要拠点間を専用線で結ぶ広域LANを構築しています。情報系システムでは、多様な連絡はもちろん、報告書の作成や社内決済、データベースによるナレッジの共有までグループウェアを幅広く利用しており、日々の業務にとってなくてはならない存在となっています。
この情報系システムに異変が現れ始めたのは、2005年春のこと。IT担当室の担当室長、宇都宮幸浩氏は次のように語ります。

「迷惑メール(注1)が急に増え始めたのです。当社の業務にとって、メールはもはや電話と同じくらい日常的で重要なコミュニケーションツールです。それだけに、業務の効率に直接影響する重大な問題でした。」(宇都宮氏)
社内アンケートを実施したところ、迷惑メールの被害を受けているのは、社外にメールアドレスを知られる機会の多い人を中心とした、10数%の社員であることがわかりました。しかし、10数%といえども被害内容は深刻です。宇都宮氏自身も、その被害者のひとりでした。

「多いときは1日で100通以上の迷惑メールを受信しました。朝出社して、メールをチェックするのが憂鬱でしたね。英語のものはまだよいのですが、日本語の場合は本文まで読まないと迷惑メールと判断できないものもあって、その振り分けに時間を取られ、仕事の効率が明らかに低下しました。」(宇都宮氏)

2006年夏に再度アンケートを実施した結果、被害者の割合は変わりがないものの、被害内容はますます深刻化していることが判明しました。中には、本人になりすましたメールが本人宛に送られてくるケースもありました。迷惑メールは、もはや早急に解決しなければならない課題となったのです。

導入の経緯

2つのASPサービスをトライアルテストによって比較検討

従来のシステムでは、迷惑メール対策のツールはグループウェアに標準装備されているメールフィルター(注2)機能のみという状況でした。たとえ迷惑メールのアドレスを登録してフィルターにかけたとしても、次々と異なるアドレスのメールが押し寄せてくる始末で、このメールフィルターでは完全に防御することは不可能です。課題を解決するために、強力な機能を持つ新しいツールの導入が必要となりました。
最初に検討したのは、メールフィルター機能を持つ専用サーバを導入するアプライアンス(注3)型サービスです。インターネットや専門雑誌、ベンダーからの提案など、独自に収集した情報をもとに複数のサービスを検討しました。

「しかし、いくつかの点で課題が残りました。ひとつはコスト面。それから、もうひとつ大きかったのは運用の問題です。実際にハードウェアを設置するわけで、導入後の運用についても気を配らなければなりません。」(宇都宮氏)

そこで、次に候補にあがったのがASP(注4)型サービスです。ASPならば、新たに製品を購入する必要もなく、管理・運用に関するコストや業務を削減できます。専門雑誌などでの評価やベンダーの信頼性などを検討し、最終的に富士通の迷惑メールガードサービスと、他社サービスの2つに絞り込みました。
この迷惑メールガードサービスは、お客様のメールサーバに対する付加機能として、「迷惑メールチェック」や「ウイルスチェック」をASP形式で提供するサービスです。「基本フィルター」「学習フィルター」「Symantec Brightmail AntiSpam」の3つのエンジンによって迷惑メール度を総合的に判定。お客様のメールサーバに届く前に迷惑メールをフィルタリングします。
宮地電機様は、これらのサービスに対してまったく同じ条件下で同時にトライアルテストを行い、迷惑メールに対する検知率を比較しました。

「社内の何人かに協力してもらい、10日間かけて約3千通のメールをフィルタリングしました。結果は、他社サービスが約90%だったのに対し、迷惑メールガードサービスは99.5%。十分に満足できるデータが得られたため、ただちに導入を決定しました」(宇都宮氏)

宮地電機株式会社 サービス概要図

導入の効果

1日100通以上にも及んだ迷惑メールをほぼ完全に遮断

ASPサービスならではの導入の迅速さも迷惑メールガードサービスの大きな特長です。申し込み内容の確認後、最短5営業日でサービスが開始されます。宮地電機様が導入を決定したのは2007年4月。早くも同月中に、大きな成果を得ることができました。迷惑メールに悩まされ続けてきた宇都宮氏は次のように語ります。

宇都宮 幸浩
宮地電機株式会社
経営開発室
IT担当室
担当室長

「導入後はまさに環境が一変しました。あれほどあった迷惑メールがほとんどなくなり、たまに1通程度届くくらいです。他の社員にも確認しましたが、誰もが“申し分なし!”という返答でした。また、管理・運用についても、ほとんど手間がかかっていません。導入時にユーザのアカウント登録やDNS(注5) 上での変更を行ったくらいです。ユーザとしても、管理者としても、とても満足しています。」(宇都宮氏)

このような迷惑メール対策サービスについて、誰もが危惧するのが、正常なメールを迷惑メールとして処理してしまうケースでしょう。たとえわずかでも、そのメールが重要だった場合には業務に大きな被害を及ぼす可能性があります。宇都宮氏も同様の心配を抱いていましたが、迷惑メールガードサービスにおいては、トライアルテストでも、そして導入後も、そのようなケースは起こっていません。
迷惑メールガードサービスでは、フィルタリングした迷惑メールを中継サーバ上にある各ユーザ専用のフォルダに蓄積できます。また、メール題名やメールヘッダに「SPAM」などのキーワードを挿入させて、メール利用者のメーラーなどで振り分けて処理することも可能です。宮地電機様では、後者の機能を利用し、迷惑メールを自動的に振り分けて、必要に応じてその内容をすぐに確認できるようにしています。
また、迷惑メールガードサービスを運用するサーバなどは、国内トップクラスの信頼性を追求した富士通のIDC(注6)で管理されており、24時間365日ノンストップによる安心のサービスが実現されています。

将来の展望

積極的な事業展開に先駆けて、今後もITシステムの強化に取り組む

宮地電機様は2006年11月、創業60周年を迎え、事業のさらなる拡大を目指した新たな戦略をスタートしました。ITシステムは、これらの事業戦略を支えるきわめて重要な基盤であり、今後も継続的な改革に取り組んでいく計画です。

「今回の迷惑メールの件でも明らかですが、ITシステムはもはや当社の業務にとってなくてはならない存在で、それだけに課題も次々と浮上してきます。高度なセキュリティを確保しながらも、どこからでも使い勝手よくアクセスできる環境の構築なども、そのひとつです。まだまだ取り組むべきテーマは数多くあります。また、業務系システムについては自社開発を基本としているのですが、今後はオープン系システムの導入も大きな課題です。これらの改革についても、富士通のサポートを期待しています。」(宇都宮氏)

宮地電機様は、基幹サーバをはじめとするハードウェア製品の多くについて、富士通の製品を一貫して利用しており、また富士通のサポート力について高い評価をいただいています。今回の迷惑メールガードサービスの導入によって、その信頼関係はアウトソーシング分野にまで広がりました。宮地電機様のご期待にお応えするために、富士通は今後も幅広いご提案を行っていきます。

【宮地電機株式会社様 会社概要】

代表取締役社長 宮地 彌典
設立 1946年11月26日
本社所在地 高知県高知市本町3-3-1
資本金 1億円
従業員数 331人(2007年7月21日現在)
ホームページ 宮地電機株式会社

【ご紹介した製品・サービス】

用語解説

注1: 迷惑メール
利用者が受信を希望しないにもかかわらず、一方的に送りつけられるメール。スパム(spam)メールとも呼ばれる。
注2: メールフィルター
迷惑メールなどを検知し、排除したり振り分けたりする機能。
注3: アプライアンス
単機能のサーバやインターネット端末など、特定の機能に特化した専用装置。
注4: ASP
Application Service Providerの略。業務用のアプリケーションをインターネットを利用して顧客にレンタルする事業者もしくはそのサービス。
注5: DNS
Domain Name Systemの略。インターネット上のホスト名とIPアドレスを対応づけさせるシステム。
注6: IDC
Internet Data Centerの略。サーバを預かり、インターネットへの接続回線や保守・運用サービスなどを提供する施設。


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