FENICSメールサービスの導入により、
迷惑メール対策をはじめ、優れたセキュリティ環境を実現

導入事例 西川産業株式会社様
FENICSメールサービスに移行することによって、メール利用環境を刷新。コストを増やすことなく、迷惑メール対策をはじめとする機能強化を実現。
[ 2008年1月16日掲載 ]
| 導入事例概要 | |
|---|---|
| 業種: | 総合寝具製造卸売業 |
| ソリューション: | FENICSメールサービス(メールホスティングサービス) |
西川産業株式会社様(以下、西川産業様)は、総合寝具におけるわが国最大の製造卸売企業であり、布団をはじめとする寝具、ナイトウェアなどの寝装品、ベッド用品など、多彩な製品を扱っています。このような幅広いビジネスに不可欠なインフラとなっているのがメールシステムであり、2000年には富士通のFENICSメールサービスを導入するとともに情報系システムを一新。さらに2005年9月には、FENICSメールサービス(メールホスティングサービス)に移行し、コストを増やすことなく、迷惑メール対策をはじめとする機能強化を実現しました。西川産業様にとって、ITシステムの活用は経営戦略におけるきわめて重要なテーマ。セキュリティ向上などメール環境のさらなる充実をはじめ、さまざまなIT改革を推進しています。
| 課題と効果 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1 | 利用者の約3割に被害が拡大している迷惑メール問題を解決する | FENICSメールサービスのオプションである迷惑メールフィルターサービスを利用。迷惑メールをほぼ完全に遮断することができた | ||
| 2 | 機能を強化した上でトータルコストの削減を図る | メールボックス容量の増加によって、従来まで別途契約していた追加ディスク容量が不要に。迷惑メール対策を強化しつつ、トータルでのコストの削減を実現した | ||
導入の背景
情報系システムを一新し、メール利用環境の充実を図る
[お客様]
犬塚 勤氏
西川産業株式会社 営業統括本部 経営企画室 兼 情報システム室 室長
西川産業株式会社様は、総合寝具の製造卸売業としてわが国最大の企業です。その歴史は440年にわたり、創業は1566年(永禄9年)のこと。1947年(昭和22年)に現在の西川産業株式会社へと改組し、以来着実な歩みを続けています。現在、百貨店、専門店をはじめ全国に約360店舗のボランタリーチェーンを形成し、布団をはじめとする寝具、ナイトウェアなどの寝装品、ベッド用品など、多彩な製品を扱っています。
また、「日本睡眠科学研究所」を設立し、「眠り」をテーマとした科学的なアプローチからの製品開発に力を注ぐなど、高付加価値化にも積極的に取り組んでいます。正しい寝姿勢の保持と寝返りのしやすさを追求した「バランスフィット敷きふとん」、まったく新しい肌触りの枕「エンジェルフロート」などはその代表的な製品で、数多くの消費者から高い評価を獲得しています。
このような幅広いビジネスを支えるのが、全国5本支店、7物流センターを網羅する情報ネットワークです。東京本社にホストコンピュータを設置し、受発注、在庫管理、財務などのシステムを管理・運用しています。これらのITシステムについて、経営企画室と情報システム室の室長を兼務する犬塚勤氏は次のように語ります。
「最初のコンピュータの導入以来、ベンダーはずっと富士通です。何度か他社と比較検討する機会もありましたが、実績や充実したサポート力などを評価して現在まで継続して利用しています。」(犬塚氏)
西川産業様のITシステムにとって大きな転機となったのは2000年。約200台のPCを一斉に導入し、社内のメール環境の強化を図るなど、情報系システムを一新しました。情報システム室のマネージャー、比留間剛氏は、その改革の経緯について次のように話します。
「特にメールシステムの導入については、ベンダーや運用の方法などさまざまな検討をしました。メールは、毎日の業務において電話と同様に重要なインフラです。メールサーバを自社で運用することも考えたのですが、業務負荷などの点でむずかしい。トータルなコストや信頼性を考慮した結果、メールホスティングサービスを利用することにし、富士通の「FENICSメールサービス」を導入することに決定したのです。」(比留間氏)
導入の経緯
利用の拡大とともに浮上してきた迷惑メール対策

比留間 剛氏
西川産業株式会社
営業統括本部
情報システム室
マネージャー
2000年のPC一斉導入以来、社内のPC台数も年々増加し、メールはまさに必要不可欠なビジネスツールとなりました。こうしてメールの利用が拡大するとともに、近年、いくつかの課題が浮上してきました。そのひとつがセキュリティ、特に迷惑メール(注1)対策でした。社内から苦情の声が寄せられるようになり、アンケートを実施してみたところ、全社員の約3割にあたる200名弱から被害が報告されたのです。犬塚氏もその被害者のひとりでした。
「休み明けの月曜日の朝などには数十件もの迷惑メールが来ており、その処理にひと苦労していました。実は一番の被害者は、海外とのメールのやり取りが多い社長で、“早急に対策を考慮するよう”との指示がありました。」(犬塚氏)
また、管理業務の効率化も大きな課題でした。西川産業様では、部門など組織で管理しているPCと個人で管理しているPCが混在しているために、PCやメールアドレスの管理がきわめて複雑で、異動などがある度に情報システム室のスタッフが出向いてメーラーの設定などを変更しなければなりません。人事異動が集中する時期などには、この作業に多くの人力が必要となり大きな業務負荷となっていたのです。
「富士通から従来のサービスに代わって新しいメールサービスがスタートするという話を聞いたのは、ちょうどそんな時期でした。検討してみると、セキュリティも強化されていて使い勝手がよく、コスト的にもメリットがあることがわかり、新しいサービスへと移管することを決定したのです。」(比留間氏)
西川産業様が新たに選択したのは、富士通のFENICSメールサービス(メールホスティングサービス)です。強固なセキュリティをはじめ、ウイルスチェック機能、Webメール機能などの充実した基本機能を備えており、メールログサービス(注2)や高精度な迷惑メールフィルターサービスなどのオプションも豊富。国内トップクラスの堅牢さを誇る富士通データセンターとFENICSネットワークをインフラとしており、信頼性についても万全です。
こうして2005年9月、西川産業様はFENICSメールサービスを導入しました。切り替えに要したのはわずか1時間ほどで、きわめてスムーズに移行が完了しました。
導入の効果
コストを増やすことなく、強力な迷惑メール対策を実現
西川産業様では、FENICSメールサービスの導入にあたり、オプションの迷惑メールフィルターサービスを追加しています。これは、「迷惑メール」や「フィッシングメール」(注3)のチェックをASP(注4)形式で提供するサービス。「ISP(@nifty)判定エンジン」と「Symantec Brightmail AntiSpam」の2つのエンジンによって迷惑メールを高精度に判別し、フィルタリングします。
その導入の成果について、犬塚氏は語ります。
「あれほど苦労していた迷惑メールがとても簡単に管理できるようになりました。検知率もきわめて高く、たまに1通くらいが洩れる程度ですね。」(犬塚氏)
迷惑メールフィルターサービスでは、迷惑メールをメールサーバ上のSpamフォルダに自動的に隔離する方式と、メールの件名に[SPAM]と挿入し、メーラーの機能によって利用者本人が振り分ける方式の2つを選択できます。西川産業様では後者の方式を利用し、万が一通常メールが迷惑メールとして誤って判定された場合も、利用者本人が簡単に確認できるようにしています。
現在、西川産業様では、FENICSメールサービスで約700のメールアドレスを登録していますが、オプションサービスを利用しているのはそのうちの150アドレスのみです。このように、迷惑メールフィルターサービスはアドレス数を限定して利用することが可能なため、コストの低減にもつながっています。
「FENICSメールサービスへの移行によって、1アカウントあたりのメールボックス容量が増加し、これまで別途契約していた追加ディスク容量が不要となりました。その削減できたコストをオプションサービスに回すことができ、結果的にコストパフォーマンスも向上しています。」(比留間氏)
もうひとつのテーマであった管理業務の効率化についてはこれからの解決課題であり、PCに依存することなくどこからでも利用できるWebメールの活用などを検討しています。

将来の展望
経営戦略の重要テーマとして、IT改革を積極的に推進
西川産業様では、IT活用を経営戦略における重要なテーマとして位置付けており、今後も積極的なIT改革を推し進めていく方針です。これからの取り組みについて犬塚氏と比留間氏は次のように語ります。
「当社では今後、製造小売業的なビジネスモデルを追求していきたいと考えています。そのためには業務の効率化、高付加価値化による大幅な改革が必要であり、ITの活用がその鍵を握ります。たとえば受発注や商品管理における新しいワークフローの確立など、ITシステム導入を検討すべき課題は数多くあります。」(犬塚氏)
「メールシステムについても、先にあげた管理業務の効率化など、解決すべき課題はまだ多く残されています。セキュリティや内部統制の強化もそのひとつであり、メールログ管理などの導入も重要テーマです。また、従来まではシステムの管理や運用で手いっぱいという感じでしたが、これからはIT戦略の立案・推進なども私たち情報システム室の重要な使命となります。富士通には、今後コミュニケーションの密度をよりいっそう高めてもらい、さらに幅広いサポートを期待しています」(比留間氏)
富士通は、ITシステムやネットワークの構築・運用に加え、コンサルティング、アウトソーシング、さらには教育サポートまで、多彩なサービスメニューをラインアップしています。今後もトータルなサポート力で、西川産業様のIT改革をフレキシブルにお手伝いしていきます。
【西川産業株式会社様 会社概要】
| 代表取締役社長 | 西川康行(通称:八一行) |
|---|---|
| 所在地 | 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町8番8号 |
| 創業 | 1566年(永禄9年) |
| 資本金 | 9億150万円 |
| 従業員数 | 690人(2007年11月14日現在) |
| ホームページ | 西川産業株式会社 |
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