富士通

 

マルチプロトコルルータ LR-Xシリーズ
特長 高信頼機能

 LR-X7050 |  LR-X6030 |


LR-Xシリーズは、ホットスタンバイ機能により、装置/回線の完全二重化に対応します。障害発生時にも、ホストやクライアント側の設定を変えることなく、すみやかに現用系から待機系への切替を行うことによって、システムの信頼性を高めることができます。


完全二重化の場合

回線障害時の高速切替

LR-Xシリーズは、WAN上で定期的に制御パケットのやりとりを行うことにより、対向ルータ障害時やWAN障害時に、高速 (30秒程度) な切替が可能です。 (RIPにより切り替える場合、約3分)
また、待機系から現用系への切替は手動で行うことができ、待機系でISDNなどの従量課金回線を使用していても、現用回線の復旧を確認次第切り戻しをおこなうことで回線費用を節減することができます。


制御パケットのやりとりにより、高速切替が実現

回線切替器連携機

LR-Xシリーズセンタールータは、回線切替器 (LRXLS1) と連携することにより、装置を二重化した場合でも一つの回線で運用することができます。
これによって、システムの信頼性と回線費用の削減を両立することができます。


回線切替器連携機画像

RIP端末対応機能

LR-Xシリーズは、仮想IPアドレスでRIPを広報することにより、RIP端末もLR-Xのホットスタンバイが利用可能になります。これにより、UNIX等のRIP受信端末の切り替え高速化 (通常約3分から約10秒に短縮) や、ルータなど複数のサブネットに接続されたRIP受信端末の切り替え高速化 (通常約3分から約30秒に短縮) を実現します。

RIP受信端末画像
端末切替高速化画像

LAN障害検出機能

LR-Xシリーズのホットスタンバイ機能は、装置/回線の障害に対応するだけでなく、ルータ配下のスイッチ間での障害など、LANでの障害を検出し、切替を行うことができます。


LAN障害検出機能画像