第三者による不正な国際電話接続についてのご注意とFENICS IP電話サービス、モバイルコラボレーションサービスの対応について
掲載日:2015年9月10日
1.概要
IP電話をはじめとする電話サービスが第三者に不正利用され、ご利用のお客様に高額な国際電話料金の請求がなされる事例が確認されています。これは、お客様が電話サービスを利用する際にインターネットに接続している通信機器(PBX、IP電話対応のルータ等)における、ソフトウェアやハードウェアの設定の問題や、セキュリティ上の脆弱性を突いた「なりすまし」による不正利用が原因となり起こっています。
お客様宅内設置のPBX設備におかれましては、外部からの接続環境の再確認やパスワード再設定などの運用見直し、十分なセキュリティ対策を講じていただきますようお願い申し上げます。
2.主な対策について
FENICS IP電話サービスをご利用中のお客様におかれましては、以下のような対策を行い、第三者による不正利用が行われないよう、ご注意ください。
- お客さまからのお申し出により、FENICS IP電話サービス、モバイルコラボレーションサービスから国際電話の発信ができないように規制することが可能です。国際電話を利用しない意向のお客様は、国際電話の発信規制をお勧めします。
- ネットワークに接続している通信機器の設定状況をご確認の上、以下のようなセキュリティ対策を行ってください。
- PBXの機能やリモート保守などを利用して不正アクセスされる場合があるため、PBXが不必要に外部から接続ができる設定になっていないかを確認するとともに、不要な接続環境は削除する。
- 外部から接続する際のパスワード、および各種設定や管理用のパスワードについて、第三者が推測しやすい簡易なパスワードは設定しない。
また定期的なパスワード変更などの運用を行う。
3.参考
本件については、「一般社団法人 電気通信事業者協会」からも注意喚起がされております。詳細につきましては、以下をご参照ください。
以上
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