富士通

 

ハイエンドルータ GeoStream R900シリーズ
特長 BRAS機能

PDF製品カタログ(3,146KB / A4・8ページ)

GeoStream R900シリーズは、信頼性/投資効率/スケーラビリティに優れたBRAS機能を提供し、急増するブロードバンドインターネットユーザの収容を可能にします。


PPPセッション引継ぎによる高信頼性

R900シリーズは、装置としての高信頼性に加え、PPPセッション情報についても二重化装置内に同期化して保持することにより、インターネットアクセスサービスの可用性向上を実現します。装置に障害が発生した場合でも、障害部の運用系を瞬時に (50ms以内) 切り替えると同時にPPPセッション情報も引継がれ、エンドユーザがセッションを張りなおすことなく運用を継続することができます。


加入者の効率的収容

R900シリーズのBRAS機能は、1つのBRASモジュールあたり16,000 PPPセッション、システム全体で最大192,000セッションを処理可能で、ラックあたりのセッション処理数でも他の装置を大きく上回ります。急増するインターネットアクセスに対して収容局の設置スペースを圧迫することがなく、加入者の増加に合わせてモジュールの追加により柔軟に容量を拡張することができます。


ホールセール型ビジネスモデルへ の対応

R900シリーズは、BRAS機能とMPLS-VPN機能を複合した方法により、ホールセール型のビジネスモデルに対応します。
加入者からのPPPセッションをBRAS機能により終端し、ユーザの加入しているISPへのLSPにトラフィックを振り分ける機能をMPLS-VPNを用いて提供します。これらの機能により、ISPへアクセス回線をホールセール型ビシネスモデルのソリューションを提供します。
また、トラフィックの振り分けにMPLS-VPNを採用したことで、 ISPへのセッションを切断することなく、自社のコンテンツにアクセスすることが可能になります。ADSLやFTTHといったブロードバンドアクセスサービスのホールセールにおいて、他事業者とのサービス差別化を図ることができます。

R900シリーズによるブロードバンドアクセスサービス機能