このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. ソリューション & サービス >
  3. アウトソーシングサービス >
  4. キクトク情報室 >
  5. アプリケーション資産活用(2)成長開発

キク子とトク夫の聞けば得するIT話【キクトク情報室】-第6回「アプリケーション資産のモダナイゼーションは「モッタイナイ」のハートから」(2)

新人室員キク子:「レガシー・アプリケーションを残すだけではなく、新規開発したアプリケーションと同じ環境で使い続けられないかしら?」先輩室員トク夫:「古いシステムを廃棄して、オープン・システムに移行したい。古い言語で作られたアプリケーションをどう効率的にリライトするか?」 【キクトク2 移行・構築・運用】「モットツカイタイ」使い続けるために、成長開発。アプリケーション引越サービス 【キクトク1】「モッタイナイ」新しくなるために、まず選別 【キクトク3】「モウモタナイ」ずっと最新でいたいから、預ける

10年後もアプリケーションを活用し続けることを見据えたオープン化であるべき

「引越」に悩むキク子さんとトク夫さんの話は、まだまだ熱を帯びて続いています。

キク子

肥大化したレガシー・アプリケーションをスリム化して残すだけではなく、新しい環境でもっと有効に使いたいわ。

トク夫

レガシー・アプリケーションには現在の業務ロジックが反映されているし、この先10年20年と長期利用を考えるのは、コスト的にも当然だね。
富士通のAPMモダナイゼーションサービスの「アプリケーション引越サービス」は、そんな要望にしっかり応えていると思う。

【短期間・高品質なアプリケーション引越サービスのマイグレーション】豊富なミドルウェア製品群「マイグレーションスイート」を活用。メインフレームとオープンプラットフォームの機能差を縮小することで、作り込み・修正量を削減、短期間・高品質なマイグレーションを実現します。
豊富なミドルウェア製品群「マイグレーションスイート」を活用。メインフレームとオープンプラットフォームの機能差を縮小することで、作り込み・修正量を削減、短期間・高品質なマイグレーションを実現します。

キク子

豊富な経験とミドルウェア製品を持っている富士通ならではのサービスね。

トク夫

このサービスには、富士通が開発したアプリケーションフレーム「INTARFRM」が組み込まれている。「INTARFRM」は、設計情報をレポジトリで管理するから、ビジネスの変化に素早く対応しながら既存アプリケーションを長期間使い続けることを可能にしているわけさ。

キク子

リポジトリから自動生成した部分と合わせることで、業務処理の変更をアプリケーションに反映させるのね。これならアプリケーションのライフサイクルを格段に伸ばすことができそうだわ!

【ビジネスの変化とともにアプリケーションを成長・進化させる「INTARFRM」】既存アプリケーションより設計情報を抽出し、アプリケーションフレームワーク「INTARFRM」のリポジトリ(設計情報の格納場所)に格納します。リポジトリより自動生成されるソースコードを元に、クラウド上で動作するアプリケーションを生成します。

COBOLソースなど古い言語も対応、設計書化モダナイゼーションサービス

トク夫

もう一つありがたいのが、「設計書化モダナイゼーションサービス」。これは、既存アプリケーションから業務ロジックを抽出、日本語の設計書に変換してくれるものだけど、ポイントは、COBOLなど古い言語で書かれたものに対応していること。

キク子

それはスゴイわ。COBOLを扱える技術者は少なくなって来ているもの。

トク夫

「設計書化モダナイゼーションサービス」について、下にある概要と変換のイメージを見て欲しい。

【設計書化モダナイゼーションサービス】既存アプリケーション資産の業務ロジックを日本語設計書に変換するサービスです。さらに、変換した設計書をJavaソースに生成し、そのJavaソースの動作をテストすることが可能です。

COBOLソースとInterdevelop設計書の画面イメージ。

キク子

COBOLソースでも日本語・表形式で設計書に変換するのね。これなら古い言語を知らない技術者でも仕様が分かるわ。

トク夫

COBOLなど古い言語で作られたレガシー・アプリケーションの場合、開発者が退職しているうえに、設計書のメンテナンスが行き届いていないものがある。
そんなケースでも「設計書化モダナイゼーションサービス」なら、Interdevelop設計書からJAVAソースを作成するので、COBOL言語を知らなくてもオープン環境に移行することが容易にできるわけさ。

キク子

レガシー・アプリケーションのモダナイゼーションにはぜひ利用したいサービスね。

トク夫

COBOLは古いけれど、優れた言語だと思う。COBOLで書かれたレガシー・アプリケーションには、オープン化することでより高い価値を発揮するものが少なくないはずだよ。モダナイゼーションは、レガシー・アプリケーションを使い続け、成長開発するためにも効果的なんだよ。

キク子

その通りね。トク夫さんと話をしていて思ったのだけど、私の部屋にはまだ着られるのにタンスにしまったままのブランド服がいっぱいあるのよ。部屋の引越は、タンスの肥やしになった服を再活用するためと考えたら俄然やる気が出て来たわ!
さっそく帰って引越の準備に取りかかろう!

トク夫

そうですか(笑)。ぼくも、話しているうちにモダナイゼーションを推進する気力が湧いて来たよ。

【キクトク3】「モウモタナイ」ずっと最新でいたいから、預ける へ続く…

キク子の役立ちキーワード

  • オンプレミス(on-premises)
    英語のon-premisesとは「店内で」「建物構内で」を意味する。転じて企業の業務システムについて、自社設備でソフトウェアを導入・利用する形態を意味するようになった。自社運用とも。「オンデマンド」に対して使われるようになった。
  • リポジトリ(repository)
    「貯蔵庫」を意味する英単語。リポジトリには、システム設計情報やプログラムデータ、データの更新情報などが記録されている。通常ネットワーク上に置かれ、ソフトウェア開発・保守の様々な情報を一元管理しているデータベースのこと。

富士通コラム:アプリケーションの引越サービスは、アプリのアンチエイジング(若返り)

現在の絶えず変化するビジネス環境において、レガシー・アプリケーションを保守運用しながら使い続けようとする場合、他業務アプリケーションとの複雑な絡み合いなどにより、新規開発するよりも却ってコストがかかることが少なくないと思います。
富士通のAPMモダナイゼーションサービスの「アプリケーション引越サービス」は、アプリケーションフレームワーク「INTARFRM」や「設計書化モダナゼーションサービス」などにより、短期間・高品質でのオープン環境への引越を実現します。
これにより、ニーズに応じたレガシー・アプリケーションの柔軟で低コストの開発・運用を可能とし、ライフサイクルを延ばすだけでなく、よりビジネス貢献度の高いアプリケーションへと成長させることができるようになります。富士通が提供するモダナイゼーションは、アプリケーションのアンチエイジング(若返り)でもあるのです。

前のページ 12 3 次のページ

お問い合わせはこちら

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-933-200 富士通コンタクトライン(総合窓口)

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)