肥大化したレガシー・アプリケーションをスリム化して残すだけではなく、新しい環境でもっと有効に使いたいわ。
レガシー・アプリケーションには現在の業務ロジックが反映されているし、この先10年20年と長期利用を考えるのは、コスト的にも当然だね。
富士通のAPMモダナイゼーションサービスの「アプリケーション引越サービス」は、そんな要望にしっかり応えていると思う。
豊富なミドルウェア製品群「マイグレーションスイート」を活用。メインフレームとオープンプラットフォームの機能差を縮小することで、作り込み・修正量を削減、短期間・高品質なマイグレーションを実現します。
豊富な経験とミドルウェア製品を持っている富士通ならではのサービスね。
このサービスには、富士通が開発したアプリケーションフレーム「INTARFRM」が組み込まれている。「INTARFRM」は、設計情報をレポジトリで管理するから、ビジネスの変化に素早く対応しながら既存アプリケーションを長期間使い続けることを可能にしているわけさ。
リポジトリから自動生成した部分と合わせることで、業務処理の変更をアプリケーションに反映させるのね。これならアプリケーションのライフサイクルを格段に伸ばすことができそうだわ!
もう一つありがたいのが、「設計書化モダナイゼーションサービス」。これは、既存アプリケーションから業務ロジックを抽出、日本語の設計書に変換してくれるものだけど、ポイントは、COBOLなど古い言語で書かれたものに対応していること。
それはスゴイわ。COBOLを扱える技術者は少なくなって来ているもの。
「設計書化モダナイゼーションサービス」について、下にある概要と変換のイメージを見て欲しい。
COBOLソースでも日本語・表形式で設計書に変換するのね。これなら古い言語を知らない技術者でも仕様が分かるわ。
COBOLなど古い言語で作られたレガシー・アプリケーションの場合、開発者が退職しているうえに、設計書のメンテナンスが行き届いていないものがある。
そんなケースでも「設計書化モダナイゼーションサービス」なら、Interdevelop設計書からJAVAソースを作成するので、COBOL言語を知らなくてもオープン環境に移行することが容易にできるわけさ。
レガシー・アプリケーションのモダナイゼーションにはぜひ利用したいサービスね。
COBOLは古いけれど、優れた言語だと思う。COBOLで書かれたレガシー・アプリケーションには、オープン化することでより高い価値を発揮するものが少なくないはずだよ。モダナイゼーションは、レガシー・アプリケーションを使い続け、成長開発するためにも効果的なんだよ。
その通りね。トク夫さんと話をしていて思ったのだけど、私の部屋にはまだ着られるのにタンスにしまったままのブランド服がいっぱいあるのよ。部屋の引越は、タンスの肥やしになった服を再活用するためと考えたら俄然やる気が出て来たわ!
さっそく帰って引越の準備に取りかかろう!
そうですか(笑)。ぼくも、話しているうちにモダナイゼーションを推進する気力が湧いて来たよ。
現在の絶えず変化するビジネス環境において、レガシー・アプリケーションを保守運用しながら使い続けようとする場合、他業務アプリケーションとの複雑な絡み合いなどにより、新規開発するよりも却ってコストがかかることが少なくないと思います。
富士通のAPMモダナイゼーションサービスの「アプリケーション引越サービス」は、アプリケーションフレームワーク「INTARFRM」や「設計書化モダナゼーションサービス」などにより、短期間・高品質でのオープン環境への引越を実現します。
これにより、ニーズに応じたレガシー・アプリケーションの柔軟で低コストの開発・運用を可能とし、ライフサイクルを延ばすだけでなく、よりビジネス貢献度の高いアプリケーションへと成長させることができるようになります。富士通が提供するモダナイゼーションは、アプリケーションのアンチエイジング(若返り)でもあるのです。