キク子さん!会社に大変なことが起こった!
突然びっくりするじゃない!どうしたの?
営業が外出先でノートPCを失くしたらしい。
えええ!本当に大変だわ!対応はどうするの!
なーんてね。ごめん。嘘です。眠そうだったから、ちょっとびっくりさせたのさ。
だ…誰が眠そうなのよ!失礼しちゃう。情報漏えいで今一番怖いことの一つが、 PCの盗難や紛失なんだから、冗談にしても悪質よ!
そうそう。情報漏えいの原因は、約半分がPCなどの盗難・紛失なんだよね。
さすがキク子さん、よく勉強してる。しかも、企業が注意しているにもかかわらず、 情報漏えいの件数は、年々増加してるんだな。
それでは、情報漏えい対策に頭を悩ます企業が、今注目のシステムと言えば?
答えは、シンクライアントね。簡単すぎよ。
正解!究極のセキュリティ対策と言う人がいるくらい、シンクライアントには多くの 企業が高い関心を持っている。実際に採用している企業も急増しているね。
[情報漏えいの原因の約半分が盗難・紛失]
シンクライアントは、サーバにデータを集約して、端末にはデータを残さないから、万が一PCを紛失したりしてもそこから情報が漏れる心配はないわね。
シンクライアント自体はそれほど新しいものではなくて、登場は1996年ごろなんだ。
10年以上も前ね。まだ20世紀だわ。どうして、急に注目されるようになったの?
ワークスタイルが多様化して、セキュリティに対する意識が高まったことだね。
それから、話題のクラウドの登場が大きいと思う。
確かに。クラウド基盤を使えば、シンクライアント用にサーバを新たに導入したりすることもないわけね。
例えば、富士通ではクラウド基盤の仮想デスクトップ(DaaS)としてシンクライアント のサービスを提供しているよ。新しく仮想化ソフトやサーバの調達が不要なうえに、富士通が持っているDaaSの「標準テンプレート」を使って低コスト・短期間で導入で きるなど、メリットが多いね。
[サーバで一括管理するシンクライアントのサービスイメージ]
OSとアプリケーションをサーバに一括管理するシンクライアントなら、セキュリティだけじゃなくて、コスト面でのメリットも期待できそうだわ。
確かに、コスト的なメリットもシンクライアントにはある。詳しくは続きで。
今や、仕事をする場所はオフィスだけに留まりません。自宅や外出先、海外など場所を選ばないワークスタイルが企業の効率化には必要です。シンクライアントはサーバにデータを一括管理し、個々の端末にはデータを持たせないため、PCから情報漏えいする心配の極めて少ない高セキュリティな仕組みです。
しかし、いくら端末のセキュリティが高くてもデータを置くサーバのセキュリティが低ければ、意味はありません。富士通の提供するクラウド基盤のシンクライアントなら、高品質のセキュリティによるサーバの管理運営を実現できます。