腰を落ち着けて、話の続きをじっくり伺いますよ。よろしく、トオルさん。
「標準保守期間」の5年を超えて、ICT製品を使用する課題についてですね。
課題は大きく3つあります。
長く使うわけだから、まずその分だけ製品が消耗するね。
おっしゃる通り、課題の一つ目は、〈障害率の上昇〉です。
部品の摩耗、経年劣化などで、どうしても障害発生の確率は高くなるわけです。
そして2つ目は、〈保守部品の調達〉。
標準保守期間を過ぎた部品の新規調達は難しくなりますからね。
サーバ一つでも構成するたくさんの部品があるわ。
それが新規調達できなくなるのかあ(ため息)。
可能性としては、修理対応ができなくなることもあるのかもしれない。
部品調達は大きな課題ですよね。そうなると心配なのが、〈障害対応の遅れ〉。これが課題の3つ目となります。
そうか。保守部品に障害が発生した場合、部品調達に手間がかかればその時間だけ対応が遅くなってしまうわね。
基幹業務システムで〈障害対応の遅れ〉はシャレにならないよ。
トオルさんは「昨年の話」と言ったけど、どう対応しているの?
恥ずかしながら、「SupportDesk 部品提供サービス」の提案を受けるまで、実は僕もそれほど具体的な課題について意識できていませんでした(笑)
「SupportDesk 部品提供サービス」というのはどんな内容なの?
富士通が提供している運用・保守のサービスです。
「標準保守期間」を超えてシステムを長期運用する際に、必要となる保守部品を事前にユーザー側に提供する仕組みになっています。
こちら側で保守部品を必要なだけあらかじめ持っておくのだね。それなら、いざというときに部品調達のリスクが減少するわけだ。
そうなんです。
システムの長期運用に伴う課題は、製品部品の新規調達ができなくなることに問題があるわけですからね。
なるほど、それは安心できるわ。
こちら側で保有していれば、部品トラブルが発生しても、保守部品が手元にあるので障害対応をすぐにできるというメリットもあります。
部品をパーツセンターなどから届ける時間が省けるわけだ。
でも一口に必要分を事前に保有すると言っても、ICT製品の保守部品全部を把握して、そこから必要な個数を揃えるのは大変じゃないかしら?
それについては富士通SupportDeskの方でプランを用意して、部品を指定場所に直接届けてくれるから手間いらずですよ。
[保守部品提供サービスのオペレーションイメージ]
富士通のSupportDeskは、北海道から沖縄まで全国850か所ものサービス拠点、24時間対応の保守パーツ・ロジスティクス網、質の高い技術を持ったサービスエンジニアなど、国内最大規模の強力なサポート体制により、お客様の安全・安心なシステムの安定運用を支えています。
「SupportDesk 部品提供サービス」を契約いただいたお客様には、ご指定の事務所などにお客様が保有する保守部品を配備することで、より迅速な製品障害対応が可能となります。お気軽にお問い合わせください。