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はあー。整理が大切なのは分かってるけど、どうすればいいんだか...(ひとり言)
はあー。引越するにもどこから手をつけていいんだか...(ひとり言)
(トク夫のひとり言に気づいて)あら、トク夫さんも引越に悩んでるんですか?
ぼくだけじゃない。情報室のほとんどのメンバーが引越に悩んでるよ。
え、そうなんだ。確かに、私も今悩んでる最中なの。何しろ多すぎて大変!
だよねえ。必要に応じて増えたわけだけど、こうなると多すぎだし複雑化しすぎ。
そうそう、その時は良いと思っても、今は本人にも使い道すら分からない。
いや、使い方は分かるけど、同じようなものが多過ぎてゴチャゴチャなのが困る。
私は、同じようなのはあまり持ってないけど。...引越はどこに頼むの?
やっぱり、どこかに頼むしかないよね。いろいろ比べて、やはり富士通に任せようかと思ってる。
引越は頼まなければ無理よ。富士通は、引越もやってるんだ?
なにか勘違いしてない?ボクが話してるのは、レガシー・アプリケーションの引越についてだけど。情報室の大きな悩みの種だからね。
なあんだ、そっちの話なの?そうか、確かにレガシー・アプリケーションの肥大化・複雑化は悩ましい問題ね。利用部門がそれぞれ使いやすいように機能追加した業務アプリケーションが増え過ぎて、簡単には整理がつかない状況だわ。
キク子さん、“なあんだ”はないだろう(笑)。ともあれ、業務アプリケーションが、肥大化したのは昨日今日始まったことではない。長年の蓄積だから、他の業務アプリケーションともスパゲティのように絡み合って、複雑化している点もやっかいだ。
利用部門ごとに効率化した結果、会社全体では非効率になってしまったわけね。
今やICT戦略と経営は切り離せない。ビジネスに合わせて経営環境の変化が求められている時に、レガシー・アプリケーションがこの状態では新たなシステム環境に移りたくても、なかなか大変だよ。
一口にレガシー・アプリケーションと言っても、まったく使われなくなったものもあれば、部署のノウハウを蓄積した大切なアプリケーションもある。
でも、その選別と整理が大変なのよねえ。はー(ため息)、部屋の引越を思い出して、憂うつになってきた。
それで、富士通の「APMモダナイゼーションサービス」を使って、効率よくアプリケーションの整理と引越をしようと考えたわけさ。ちょっと見て欲しいのだけど、手始めに、この会社の業務アプリケーションがどんな状況かを地図にしてもらった。
これ地図なの?
【ソフトウェア地図】
複雑で大規模な業務アプリケーションから、業務のための機能や役割を実現している「機能コンポーネント」を自動発見するマイニング技術と、自動発見した機能コンポーネントにもとづいてアプリケーションの構造を可視化するソフトウェア地図の自動作成技術により作されています。
この地図は、業務アプリケーションの情報を分析、機能コンポーネントをマイニングして、アプリケーションの構造を可視化したものなんだ。
なるほど、これならどの業務アプリケーションが無駄に複雑化しているか、改善するイメージを把握しやすいわ。
今、地図診断を見ながら、早速アプリケーション選別サービスを利用しようかと考えていたところなんだ。
このサービスでは、稼働していないアプリケーション削除と利用頻度の少ない画面や帳票、複数のデータベース、業務間インターフェースなどを統廃合をしてくれる。
まずはシステムのスリム化を図ることが大切だからね。
ずいぶん、すっきりするのね。
整理、スリム化することで、資産アプリケーションを新規開発したり、有効活用がしやすくなるわけだよ。
せっかくの資産アプリケーションを捨てるのはもったいないわよね。
そう、「モッタイナイ」から「モダナイゼーション」を始めることが重要ということさ。
それ、まさかのダジャレ?
企業システムが複雑化し、その運用保守にかかる現場負担はますます増えています。富士通では、お客さまの情報システムにおけるインシデント発生の問題分析をより現実的に行うために「そもそも7」による根本原因の発見をお勧めしています(下記参照)。7つの「そもそも」で発見した問題をそれぞれ「できる」に置き換えることで、問題解決のヒントにもなります。
APMモダナイゼーションサービスのインシデント分析による運用の見える化で、インシデントの根本原因究明やインシデント数の改善が行えます。
根本原因を追及する「そもそも7」